神戸市垂水区の“mahina相談室(マヒナ)”では、発達障害と診断されたお子様や子育て中の親御さんのお悩み解消をするためにカウンセリングを行っています。

お知らせ

NEWS

2021/12/28

虐待から学ぶ

神戸市垂水区舞子で相談室を開所することに決めた経緯に、
私が母との確執があり、
そこから脱することができたからです。

そこに至る最後のところで、
虐待した家族と良好な関係を築いて暮らしている方がいると聞き、最後の私の心の置き所を探しに、
今年、


もう一生、パンの耳は食べないと決めている
〜虐待を生きて〜

この表題のままるさんの出版記念お話会に参加しました。

この本を読んで、どうしても理解に苦しんだのは、
やっぱり虐待をしていた本人と仲良く暮らして、
子どもの世話まで頼める仲になっているということ。

私は、母親のこと赦せるところまでいっても、
好きになるのはちょっと無理と思っていたから、
その真相を確かめたかったのです。

講演後、上記のことを質問して、
ままるさんの口から直接
「今でも継母さんは嫌い」
と聞けて、
私は正直ホッとしました。

無理に好きになろうとしなくてもいいんだと。

「だけど、自分のやりたいことを優先させるために、
利用する訳ではないが上手く付き合うことにしたよ」と。


相手のことをどうこう考えるより、
何よりも自分だけは自分を嫌わないように心がけて、
自分が何をすると喜ぶのかひたすら考える。
これが憎しみに支配されずに生きる術なのかもしれないな。

ままるさんは、お父さんの笑顔のために
継母さんと仲良くするのを選択したようです。

自分が楽になるために、
いつまでも相手を憎み、
自分の心を支配されないために
その想いを手放す。

虐待をされた方はいくらか逃げられるが、
虐待をした方は、
その行為の責からは逃げられない。

虐待は、結局、
やったあなた自身を傷つけることに繋がる
ということをいろんな人に知ってほしいな。

私の母のように
虐待をしているつもりがないけれど、
世間に合わせるのがいいと思うばかりに
知らず知らずのうちに
子どもの心を傷つけてしまっていることがあります。

そうなる前に、
子育てに悩むお母さんには
あなたの心をととのえることをやってほしいのです。

子どもはお母さんの笑顔が大好きです。
あなたが変われば
子どもは変わる。

是非、神戸市垂水区舞子にある
mahina相談室をたずねに来てください。

虐待から学ぶ
虐待から学ぶ